太陽光パネルは信頼することの出来る問屋を利用ブログ:2019年06月25日
わたくしと母は顔がそっくり。
顔の他にも、声や話し方まで全てがそっくり。
小学生の頃、参観日のたびに
その事をクラスの男の子にからかわれて
とても嫌だった。
母と似ていると言われるたびに、
わたくしは母に毒付いた。
やがて、参観日に母は来なくなった。
その事を最近まで思い出す事もなかった。
月日は経って、わたくしも母になった。
とても可愛い、男の子。
顔も手足の形も、爪の形も私にそっくり。
話し始めると、声も話し方もわたくしにそっくり。
「お母さんにそっくりね」
そう言われるたびにわたくしは、
嬉しくて嬉しくてたまらない!
そんなむすこが今年幼稚園に入園する。
参観日…とても楽しみにしている今の自分。
ふと、母の顔が蘇る。
「今日、お母さんに似てるって笑われた。
恥ずかしいから参観日来て欲しくない!!」
わたくしは確か、
こんな事を参観日のたびに母に言った気がする。
5年生になった時、母は参観日に来なくなった。
あの時、母はどんな気持ちだったんだろう。
本当は先生の問いに
元気に手を挙げているところを、もっと見て欲しかった。
帰ったら、参観日で手を挙げたわたくしを
褒めてくれた優しい母だった。
恥ずかしかったから…
ただそれだけの理由で、
母を拒否して傷つけてしまった。
むすこは、わたくしと似ている…性格も何もかも…
きっといつか言うだろう。
わたくしが母に言ったひどい言葉を…
それでも、
わたくしはその言葉に負けずにむすこを見に行く。
きっとむすこも、
本当の気持ちはわたくしと似ているだろうから…
わたくしは笑顔で参観日に行こうと思う。
そして、初めての参観日を終えたら、
母に謝ろうと決めている。