太陽光パネルは信頼することの出来る問屋を利用ブログ:2017年02月21日
ある日会社で見せられた禁煙ビデオで、
あたしは少なからずショックを受けた。
そこにはタバコを吸っている者と、
そうでない者の肺の中が大写しにされていた。
当時、あたしは1日に一箱吸う喫煙者であった。
タバコを吸っていない者の肺はきれいな色をしていたが、
吸っている者の肺は黒いタールがびっしりへばりついていた。
それを見たあたしは
「自分の肺もあんなになっているのか」と思うと、
ぞっとした。
数年前から奥さんにはタバコをやめるよう、
しつこく言われているのにもかかわらず
無視して吸い続けていた。
肺がんで苦しんでいる人の映像まで見せられて、
あたしはついにタバコをやめようと決心をした。
しかし、一気にやめることはできなかった。
そこで徐々に1日の本数を減らしていくことにした。
最初は5本減らし、1日15本にした。
これはなんとかいけた。
半月後には10本にした。
このあたりからかなり苦しくなってきた。
ガムで口をまぎらわしながら耐えた。
一ヶ月後には1日5本にした。
ここからは本当に苦しいニコチンとの闘いであった。
1日5本が8本になることもあった。
つらい一進一退が続く…
そのとき、あたしはこの剣が峰を乗り越えるには、
あのビデオの力をもう一度借りねばと思った。
会社からビデオを借りてきて再び見た。
ニコチンに負けそうになっていたあたしに、
それは喝を入れてくれた。
ついにあたしは二ヶ月後に禁煙に成功した。
これをきっかけに、
近くに住んでいる女の子夫婦にも禁煙をさせようと思った。
娘夫婦にも例のビデオを見せた。
ビデオを見終わると、
2人とも少しショックを受けた表情をしていた。
女の子夫婦もタバコと縁を切ることができた。