太陽光発電を相場価格よりも安く購入し全量買取ブログ:2022年05月16日
小さい頃、夏休みや冬休みに田舎に帰ると、
祖父はいつもポッキーというおやつをくれました。
仕事の関係で家にいない時には、
ポッキーだけが置いてあることもありました。
ボクは
「なんでいっつもポッキーなんだろう?」
と思いながら食べていました。
一昨日、
友達の息子におやつを送ってあげることになり、
ボクは嫁と一緒に
スーパーのおやつ売り場に行きました。
ずいぶん久しぶりに訪れたおやつ売り場は、
童心をくすぐられる、なかなか魅惑的な場所でした。
で、いざ、その息子に送ってあげるおやつを選び始めると、
二人とも途方に暮れてしまったのです。
膨大な種類のおやつがあって、
どれを送ってあげたらいいのかがわからないのです。
たまにしか会わない息子が好きなおやつって、
接していない分だけわからないんですよね。
過去の記憶を手繰り寄せながら、
そうしてなんとかかんとか見繕って、
二人して「これで喜んでくれるかな〜?」などと言いつつ
お買い物を済ませたのでした。
そのおやつの会計を済ませるレジの列に並んでいる時に、
ふと「祖父のポッキー」のことを思い出したのです。
思い出すと同時に、
祖父もがボク好きなものがわからんかったんだ…
それでも
「これで喜んでくれるかな〜?」って思いながら、
ポッキーを買ってきてくれてたんだ…
あのポッキーは、
祖父の精一杯の愛情表現だったんですね。
積年の疑問が解けると同時に、
あのポッキーがただのおやつではないことに気づいたボクは、
スーパーのレジで並びながら、
ウルッときてしまいました。