省エネとエコに貢献可能な会社の太陽光パネルブログ:2021年09月23日
生まれたばかりのむすこを抱いたとき、
私はもろくて壊れそうだと感じました。
これまで出会った何者にも似ていない赤ん坊は
ただ弱々しく震えるばかりで、
私はかたまってしまいました。
人の命をこれほど間近に感じたのは初めてでした。
無事に育ってくれるかどうか不安でたまりませんでした。
今1歳になったむすこは日々笑顔を見せてくれます。
私は、ときどき実家に帰ってパパに会います。
月並みですが、老けたなぁと感じます。
お子さんのときから、
パパとはあまりいい関係を築いてきたとは言えません。
いまパパを見て、不器用な人だなと思います。
摩擦も多かったことでしょう。
でも、ときどき、
パパの中に自分の姿を見ることがあります。
むすこも、
どこかで私に似るのかもしれません。
勝手に学校や仕事を辞めてしまうかもしれないし、
知らないうちに家族を作っているかもしれません。
そうなったら多少苦労するだろうな…とは思います。
ただ、何があっても
戻れる場所を作っておこうとも思います。
まだむすこがこの世に存在する前に、
もし障害を持って生まれてきたら…ということを考えました。
もしかするとパパもまた、
同じことを考えていたのかもしれませんね。
日々の生活は
確かにお子さん中心になっています。
奥さんとの会話もほとんどがお子さんがらみの話です。
人の子は
こんなにも愛情を必要とするものだったのですね。
今もまた腕の中で眠ってしまった我が子が、
そんなことを忘れて自立した後でも、
両親の方にはいつまでも記憶が残るものでしょう。
今はまだ両親の指を握るのが精一杯のその手のなかに、
そのまたお子さんを抱える日が来るのでしょうか…