省エネとエコに貢献可能な会社の太陽光パネルブログ:2017年07月11日
テレビ(白黒テレビ)って、
昭和34年の皇太子明仁親王(今上天皇)と美智子様のご成婚を機に
普及し始めたそうですね。
私が子どもの頃、
テレビのある家はそれほど多くありませんでした。
当時は、街頭テレビというのがあり
多くの人がそれを見ていたようですが、
私は見た記憶がありません。
私の家は決して裕福なほうではありませんでしたが、
そういう時代の流れに乗るのが好きな母のおかげか、
それともプロレス好きの父親のおかげなのかよく分かりませんが、
テレビを早々と買ったのでした。
当然ながら、近所の内では早い方でした。
テレビが家に無い人は、近所の家で見せてもらうというのが
当時は当たり前のことでしたので、
近所の子どもたちが、
よく私の家へテレビを見に来ていたのを覚えています。
その当時どんな番組を見ていたのかほとんど覚えていませんが、
たぶん父親はプロレスを見ていたと思います。
母は…
「今日の料理」でも見ていたのではないでしょうか。
私が覚えているのは、1つの番組の1つのシーンだけです。
それは、実写版の「鉄腕アトム」で、
鉄腕アトムが故障し、ウエストのあたりを開いて修理しているところです。
修理シーンに興味を持ったのか、
強い鉄腕アトムが故障したのに驚いたのか、
いずれにせよ子ども心にかなり強烈な印象を与えたのだと思います。
白黒テレビは、真空管式でした。
テレビには放熱しやすいように穴がいくつか開けてありましたので、
そこから中をのぞくことができました。
のぞいて赤くともっている真空管を見るのが、
私はなんとなく好きでした。
真空管が赤くともっていないと、テレビは故障でした。
父親が真空管を買ってきて、自分で取り替えて修理していました。